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フォー・キャッツ・オン・ザ・サイドウォーク

「私は人間の権利と同様に動物の権利も支持する。それが人としての行いだ」

エイブラハム・リンカーン

​動物保護の現実

10日間で3匹の地域猫ちゃんと野良猫ちゃんを保護したリアルな現実をリポートにまとめてみました。

外猫を保護すると一体どういった問題が生じる可能性があるのか?を私たちの経験を元に今一度考えて見られてください。

安易に可哀想・・・可愛いだけで保護してしまうと個体に疾患がある場合病院に連れていくか行かないか?

金銭的に連れて行けるか行けないか?必ず二者択一の壁にぶち当たります。

大変で悲しい結末を迎えてしまうこともあります。人間の所持する「責任力」が問われます。​里親さんが見つからない場合は二者択一の

可能性は継続して自分に降りかかるという事です。​当団体の理念は【自己犠牲にならない助け合い。丁度よく関わり合う事。

人と動物の種別を超えた【相互扶助】と【相互理解】を目指します。】とうたっており、自己犠牲をしてまでの助け合いは

不自然であると​捉えております。

3匹の猫ちゃん保護レポート

🐈自己紹介

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護レポート

1日目 チクワとパンダを病院へ。血液検査をしエイズ、白血病共に陰性。真菌の皮膚病のための塗り薬をもらう。

2日目 ワクチン接種(チクワとパンダ)目やにがあり鼻づまり。目が開いてないため目薬を処方してもらう。

3日目 シャンプーをして綺麗に。(チクワとパンダ)

4日目 ノミダニ駆除を動物病院にて。暴れまくる為爪切りもお願いする。(パンダとチクワ)

5日目 夜からパンダの様子がおかしい。深夜に緊急診療の依頼。白血球の数値が27000

    注射を大量に打ち抗生剤をいただき数日間様子見。

6日目 ニーチェ保護。ミルク缶と哺乳瓶購入。

7日目 チクワタール状の便。少々元気なし。またもや緊急診察。便検査、エコー検査、レントゲン、血液検査をするが

    原因不明で帰宅。注射3本を打ち、調整剤を頂いて帰宅。しばらく様子見。

8日目 ニーチェ便を出さない。刺激しても出ない為、病院で出してもらう。

9日目 何もトラブルがない日

10日目 ニーチェ血尿。

外猫ちゃんを保護しますとはじめはあらゆる病気やトラブルが発生します。何もないという事はほぼほぼないかと思います。

10日の間で毎日かのように病院に走り​、かかった治療費&診察代は約50000円弱。覚悟を要する金額となります。

これが1回の治療で完治すれば良いですが、完治しないとなると治療費は継続的に発生していくという事です。

勿論、​経過観察として血液検査は何度も行います。

完全なる外飼い、又は半、放し飼いで都合のいい時だけお部屋に入れ可愛がり、エサを与えている方々をよく見かけます。

地域もよりますが、完全室内飼いではないのに自分の猫だと主張し近隣の方とトラブルを起こされている光景をよく見かけます。

そういったスタイルでも猫を保護していると自慢される方もおられます。

法的には強い裁きはないものの、責任力のない方を沢山みてきました。

だからといい、各個人の猫と向き合うスタイルですので、そこを酷く指摘していきたいとは当団体は考えてはおりません。

私たち団体は主に動物の保護をしている団体ではありません。

猫山プロジェクトに集まった猫ちゃんたちは(基本)その個体が生涯を全うするまで、猫山町に暮らしていただく。

こういったスタイルを取りたいと考えております。

先々は大型動物なども放牧して、人と動物が共存可能な「空間」をご提供できたらと思います。

​※以下写真は10日間の猫たちの様子と診察と処置、治療にかかった明細の一部及び検査結果となります。

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